今週末に関東で行われるGPSのルートナビを使ったラリーに参加するため、HP2のタイヤの交換をした。最近はエンデューロタイヤ等ダートでのグリップを重視したタイヤをチョイスしていたが、今回のラリーはルートナビゲーションが主体で地域柄それほどダートでの走破力は重要視しなくてもよいか?、むしろ舗装路での快適度を重視して、フロントMT21、リアT63を選択してみた。
MT21に比べるとプロファイルがロードタイヤ並にトンガリ気味、見た感じにも囁かれているよう横グリップは期待できそうにないですね。(笑)しかし、センターブロックは見た目にもしっかり感があり、ブロック配置数もMT21より2個多い、40個で加減速グリップと耐久性がMT21を上回ることを期待したい。
なぜ、そこにこだわるかというと、林道SSを早く走るにはバイクを立ててコーナーリングするということを教わったからで、夏休みの合宿でK塾長の夜の座学では、林道のコーナーリングは進入時にブレーキングドリフトからヨーモーメントを発生させ、ブレーキング直後からパワードリフトで曲がっていくというもの、この時のフォームはリーンインになるという。イメージとしてはWRカーのような動きと同じになるらしい。結果リーンアングルに頼ったコーナーリングではないので横グリップに頼らなくても良いと思ったのです。
思い出してみると、プロモーションビデオやカタログ写真なんかにもバイクを路面に対して垂直にしてリーンインでコーナーリングしているシーンがあり、なんでこのフォームになるのか不思議に思っていたのですが、K頭理論を当てはめると納得です。
結局バンク角に頼ると限界が低いと言うことかな?HP2は重量もあるし・・・。
この走法、マスターすればかなりのスピードアップが期待できるはず、頭の中では既にこの走法は完成してるので(笑)、実際に出来るかどうか週末試してみます。